2019/09/17 14:57
2019年、ロンドン買い付け最終日。
私たちは念願のone we made earlierのスタジオを訪問しました。
one we made earlierは、イギリス・ロンドンのアクセサリーブランド。
アートとデザインの道を追求するためロンドンで個々に活動してきたEmmaさんとRob Orchardsonさん夫妻が、2013年にロンドンにスタジオを立ち上げました。彼らのスタジオで手作業で作られるアートとデザインが融合された遊び心のある幾何学的なアクセサリーは、パリのポンピドーセンターやバウハウスデッサウのデザインショップを代表に世界中のミュージアムやセレクトショップなどでも取り扱われています。

南ロンドンに位置する彼らのスタジオは、レンガ造りのビクトリア朝の建物の中にありました。
渡英前からとても親切にロンドンのことを教えて下さっていたone we made earlierのEmmaさんが玄関先まで迎えに来て下さり、彼らのスタジオまで案内して下さいました。

ドアを開けて旦那様でone we made earlierのRobert Orchardsonさんともご対面。
目の前に広がるのはロバートさんがアーティストとして活動されている作品。
もちろんネックレスも。

※ロバートさんの作品は、Whitechapel Art Gallery (ホワイトチャペルアートギャラリー)やCAG Contemporary Art Gallery(CAGコンテンポラリーアートギャラリー)など、主要なギャラリーや美術館でのいくつかの展示会で紹介されています。最近では、ロンドンのオックスフォードストリート近くにあるゲートを作製、彼のパブリックアートはイギリスのみならず世界からも注目を浴びています。
まるで美術館に来たようなそんな感覚の素晴らしいスタジオ。

スタジオの奥には大きな窓。
手前に見える作業台全てが私には、まるで1つの作品のように映りました。

Rob Orchardsonさん。

Emmaさんは私たちのために、可愛いケーキとクッキーを焼いてくれていました。
とっても美味しく本当に嬉しかったです、ありがとうございます。
私たちにも2人の娘がいるように、彼らにも2人の歳の近い娘さんがいること、仕事のこと、日本のこと、ロンドンのことをたくさんお話しました。
そして、アクセサリーの製作方法や新しいアイテムの製作のお話など惜しみなく教えて頂きあっという間に時間は過ぎていきます。

ネックレスに使われるパーツも1つ1つ手作業で生み出されます。
こちらにはイギリス発祥の"ジェスモナイト"という素材が。

ネックレスのロープの先に付いているウッドボールも。



ここで少しEmmaさんとRobertさんのご紹介を。
Emma Orchardsonさんは、アイルランド出身。
スコットランドの大学を卒業後、ロンドンのゴールドスミス大学で修士課程。テキスタイルデザインを学んでいらっしゃったそうです。
日本でも人気の"ジュウ・ドゥ・ポゥム著『ロンドンのファミリースタイル』"の表紙と最初に紹介されているファミリーがエマさんロバートさんのご家族。センスの良さがよくわかる素敵なお家。(現在はちがう場所に移られたそうです)
Robert Orchardsonさんは、スコットランド出身。
エマさんと同じくスコットランドの大学を卒業後、ロンドンのゴールドスミス大学で修士課程。ファインアート(芸術)を学ぶ。2018年にはロンドン&カナダでイサム・ノグチの舞台セット(シェークスピアの劇)からインスピレーションを受けた作品などを発表。最新の作品はロンドンのOxford street近くにあるゲートを作製(パブリックアート)。
http://www.orchardson.com/
http://www.orchardson.com/

今回の私たちの旅でもone we made earlierのアクセサリーをたくさん持ち帰ってきました。
ネックレスに加えてブローチも初のお披露目です。
彼らの素晴らしいアクセサリーをYAY!でお取り扱いさせて頂くこと、本当に感謝でしかありません。





最後にEmmaさん、Robertさん。今回の私たちの訪問を快く受け入れてくれてありがとうございました。
そして、お会い出来てとても光栄でした。
いつか子どもたちも一緒にまた訪問できることを楽しみにしています。
